大阪湾近辺の渡し船に乗りました。
2001年12月23日(日)


前日の雪の愛宕山で風邪をひいたのですが、それほどひどくなかった
ので、大阪へ渡し船に乗りに行きました。
天保山から桜島までの渡し船が一番、乗りごたえがありました。

渡し船の乗り場を探しながら乗り場近くで場所を尋ねても、
「渡し船なんてとっくに無くなったんと違うの?」と逆に尋ねられたり、
あるいは「名前は聞いたことがあるけど、場所は知りません」などと
いう返事が多いのに驚きました。
車社会にあっては、「渡し船」は忘れられた存在なのでしょうか?
でも、渡し船は、市民生活にしっかりと根を張っていました。車に乗らない
あるいは乗れない人にとって大切な足となっていました。



これが、大阪の渡し船です。初めて乗りました。対岸まで1分とかかりませんでした。
木津川を渡ります。渡し船は、人と自転車を無料で運んでくれます。
乗客は、10人未満でした。満員ではありません。降りる時に「ありがとう」という言葉を、乗客の皆さんは船員さんににかけていました。
自転車など無公害の移動手段が見直されれば、きっと脚光を浴びる存在に間違いないのですが・・・。
いつまでも、存続して行って欲しいと、心から思います。



2ケ所目の渡し船です。
この船で、海遊館・天保山まで陸路で行ける対岸へ渡れます。



船を下りてから海遊館まで自転車で走りました。大観覧車が目印でした。
ほどなく着いた海遊館の前の眺めです。とても美しい風景です。帆船らしきものが航行していました。



桜島行きの渡し船が来ました。
前回来た時にこの辺りをぶらぶら歩いたんですが、こんな所があるとは気が付きませんでした。
船体側面に大きく入り口が開いているのは、自転車を載せるためです。



巨大な橋との対照が面白いですね。
先ほどの帆船と比べても、小ささが際立っています。でも、今日乗った渡し船の中では、ここの船が一番大型でした。
さあ、乗りこみます。私が一番乗り!



出発すると、結構波しぶきを上げて進んで行きます。窓の向こうには、海原が広がっています。
方向転換中です。この後船首を対岸に向けて、進んで行きます。



船内の様子です。しばしの間(数分ですが)、船旅気分にひたれました。気分最高です!



私たちを桜島地区で下ろした後、船は天保山への旅客を乗せて出発しました。
30分に1本の間隔で出航していますが、通勤時間帯は少し多くなるようです。


楽しい楽しい一日が終わりました。
この日は大阪を早く出発したので、それほど遅くない時間帯に
帰宅できました。




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