天気予報では「雨」ということでしたが、まだ降っていませんでした。
もし雨が降っていたら、自宅から徒歩で淀川沿いに大阪を目指そうと思っていました。
7時頃まで待っていても降りませんでしたので、この日の行き先は大阪と奈良の境にある「暗峠」と決めました。大阪側から上るつもりで出かけました。
2002年6月30日（日）
今にも雨が降り出しそうな空のもと、流れ橋につきました。
午前8時ちょうどです。
今から、南下して奈良を目指します。
流れ橋からの南下は、久しぶりです。
京田辺市のあたりで、とうとう降りだしました。
でも、「暗峠に行く」と決めて出ました。迷いはありません。選択肢は一つ。「行く」です。
カッパを着て、防水キャップを被ります。
泉大橋に着きました。
雨は結構降っており、止む気配はありません。
奈良ドリームランド前通過。
本降りになってきました。(T_T)
近鉄奈良駅前到着。
前回の暗峠行きで、hirunecoさんと待ち合わせた場所です。
交番で「近鉄南生駒駅」の場所を聞きました。「お宅、地図は？無い？！地図なしで説明覚えられるの。ずいぶん遠いよ」とのアドバイス。
「覚えられます」ということで説明を受けましたが、覚えられませんでした。(*￣ｏ￣）ｒ
自動車専用道路のような、こんな道を通ります。
すごいスピードで車が横を通っていきます。
ひよっとしてこれは、二度と通りたくないと思っていた阪奈道路では・・・。(-_-;)
富雄から阪奈を降ります。
雨は、土砂降りになってきました。
東生駒へ進んでいきます。
生駒山が雲でかすんで見えています。
近鉄南生駒駅に着きました。
国道308号線です。これでも、国道です。
いざ、暗峠の上りへ！
ん？こんな道だったかなあ・・・？
ぐるっと廻って、また下に降りました。道を間違っていました。(T_T)
前方の建物の横から、暗峠へ上がれます。
さあ、上ります。
でも、こんな道だったかなあ・・・？
かなり上って、見覚えのある所に着きました。
前回、奈良側から上った時に通った道です。
大阪側から上がって来た訳ではないことに、ここで気が付きました。
ここも見たことがあります。
今日は、再度奈良側からの上りになります。
ま、いいいか。
どんどん上っていきます。
平坦な所でホッと一息。でも今回は、ほとんど休憩をしないで上れました。
2回目だからだと思います。
雲が切れて、少し明るくなってきましたきました。
雨の中、最後の強烈な上りを走ります。
カッパの中が、汗でびしょ濡れです。
峠下のトンネルに到着。ここで休憩します。
時刻は正午近くになっていました。流れ橋を出発してから４時間近くが経過していました。
雨に加え、道に間違ったことなどの影響で、意外に時間がかかりました。
トンネルの記念撮影。
奈良側からの上りでは、このトンネルの傾斜が一番きついと思います。
峠のお店に入ります。
カッパを脱ぐと、湯気が「モア～」と上がりました。
カッパの中は、天然スチーム風呂状態でした。
食べる物を注文しようとしましたが、ケーキしかないとのこと・・。
考えていると「私たちの昼のお下がりでよかったら食べて」と、おにぎり・漬物・肉じゃがの3点セットが出てきました。
お腹が減っていたので、遠慮なくご好意に甘えました。
おいしかったです。今日の昼食は、これでした。
ほのぼのとしたお店でした。
ずっと前からあるような雰囲気ですが、まだ開店して3年目だとか。
お店の方のご好意に甘えて昼食をいただいた後、ケーキセットを注文しました。
手作りケーキです。おいしかった！！
店を出る時に精算をお願いすると、500円でした。ケーキセットの代金のみ。
申し訳なかったけれど、嬉しかったです。
トンネルを一気に駆け上がります。
前回よりもはるかに楽に登れました。やはり「慣れ」でしょうか。
峠のお店で休んでいる間に、何と雨が上がりました。
ラッキー！
雨に濡れた、暗峠の石畳。
しかるべき場所で、記念撮影。
上ってきたトンネルの坂は、傾斜が急で全く見えていません。
もう一枚。
雨に濡れた石畳。
下り始めました。
右ではなく、チャリ太郎Ⅱがいる方が国道です。
すごい国道でしょう！！
これが国道であるという証拠です。
ハードな坂です。
スリップ跡が生々しく付いています。
写真では迫力が伝わりませんが、場所によっては「ガケ」を連想する傾斜です。
雲にかすんだ大阪平野が見えました。
前回の暗峠行きと同じ場所に下りてきました。
路面が濡れていたので、慎重に下りました
近鉄の線路沿いに北進します。
次回の「大阪からの上り」の道を覚えなくては。
近鉄石切駅に着きました。
あとはひた走って帰宅を急ぎました。
午後3時15分。
流れ橋到着！
暗峠の上から2時間でした。
「大阪側から暗峠を目指す」は、次回まわしになりました。
でも、益々、大阪側から上る自信がなくなってきました・・・。(-_-;)
「山城近辺チャリの旅1」に戻る