大文字山。
左大文字の送り火の山です。
昨夜、五山の送り火でした。
そしてこの日は、1年に一回だけ「左大文字山」に一般の人が入れる日です。
これまで何度か、左大文字の山に登ろうと思ってチャレンジしたのですが、ことごとく失敗しました。
だから、てぐすね引いてこの日を待っていました。
一般の人がこの日山に入れるのは、送り火の後の炭は「無病息災」というご利益があるということで、この日だけはその炭拾いのために開放されるからです。
少し遅く行ったので、今年最期の入山者になりました。
保存会の人にせかされながら、汗まみれで登ってきました。


2002年8月17日(土)




普段は硬く閉じられている門ですが、この日は開放されています。



敷地内の極端にきつい坂をあえぎながら自転車を漕いで上ります。
敷地の奥深くに、この登山道があります。



階段も、ここまでの坂と同じく、かなり急でした。



右側の線路のような物は、送り火に必要な物を運ぶための物です。



山頂近くから見る市街と、火床。
火床は、ほかのどこのものとも違います。こんな火床は初めて見ました。



火床。
以下、めったに見ることができない珍しい「左大文字」の火床の写真をお楽しみください。












残暑にあえぐ京都市街。



見方によっては、「遺跡」に見えなくもありませんでした。









この上で、薪が燃やされるのですね。















大文字山から下りて、下から火床の写真を撮りました。
すぐに草木が茂るので、この「左大文字」の形はしばらくすると消えることだろうと思います。





五山の送り火の山「六山」全山を登ることができました。
この左大文字は、「やっとこさ」という感じでしたが、登れて嬉しかったです。
「五山の送り火の山」というコーナーを作りたくなってきました。


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