今日は年に普段上れないと思われる「左大文字」の山に、年に一度だけ午前中の数時間上がれる日。

朝から雨でしたが、金閣寺の駐車場に向かいました。
美恵子さん&健ちゃんとの待ち合わせの時間は午前9時。
ところが折からの雨で、安全確保のため低速走行。
金閣寺到着が20分ほど遅れそうでした。
美恵子さんにその旨のメールを入れて、金閣寺には25分ほど遅れて到着。
金閣寺付近で、無事に美恵子さん&健ちゃんと合流。
ところが、「遅れます」って送ったメールが、届いていなかったって判明。
美恵子さん&健ちゃんにはご迷惑をかけました。m(__)m

でも年に一度の貴重な一日。
「行ってよかった」って思いました。(^_^)v
素晴らしい光景を楽しみ、ご利益が大きいと言われている炭もたくさん拾えました。
他の送り火の山は年中上がれるのですが、左大文字の山はこの日だけ。
遠くから来ていただいた美恵子さん&健ちゃんも、来られてよかったって思いました。


2003年8月16日(日)





雨の中、大文字山に上ります。
多くの「左大文字保存会」の方とすれ違って、火床へ。
火床が見えてきました。



火床から、雨にかすむ京都市内を望む。



天気がよければ最高の眺望なんですが、残念。
来年のこの日の天気に期待します。



火床の消し炭。
魔よけと、あらゆる病気にご利益があると言われています。



「大」の字の1画目、横線の火床。



「大」の字の二画目、左の払いの部分の火床。




火床は、五山の送り火の山で、それぞれに異なります。
特にこの左大文字の山は、特徴があります。



「保存会」の方も炭を拾っておられます。
誰かに頼まれたのか、我が家の分か。
両方か・・・?
「知り人ぞ知る」消し炭です。



火床は緑豊かな山にあります。
ゆえに、1ヶ月もしないうちに、下から見える「大」の形は消えてしまいます。
草が火床を覆いつくしてしまうからです。



金閣寺を後にして、南禅寺にやって来ました。
ギリシャ神殿の柱にも似た琵琶湖疎水の柱。



モスラ号は、ここで雨宿り。
ここから徒歩です。
やっと合羽を脱ぐことができます。(^^♪



この上が、インクラインになっています。
この上を歩けることを知っている観光客の方は、あまりおられません。



インクライン。(傾斜鉄道)
右側の2本の線路が、実際に使われていた線路幅です。
今では、遊歩道になっています。



インクライン終点。
船が展示されていました。



疎水着。
豊かな量の水が流れています。
そして、とってもいい雰囲気。(^_^)v



インクラインを上がってきた船が、ここで疎水に入ります。
そのことが今でもとってもよく分かる形で船が展示されています。



見難い場合は、写真サイズを最大にしてください。
かる鴨のかわいい子どもが、一生懸命泳いでいます。
とってもかわいかったぁ。(*^_^*)



発電所。
屋根に鳥がとまっているのに気がつかれた方は、素晴らしい注意力の持ち主!



素晴らしい雰囲気の発電所。



下山します。
この船は、触ることが可能です。



南禅寺まで戻ってきました。
雨なのに、お参りの人が絶えません。



昼食後、美恵子さん&健ちゃんとお別れ。
帰路で雨がやみかけたので、少しだけ伏見をめぐりました。
「寺田屋」です。



素敵な伏見の町が、雨でまたいつもと違う雰囲気に。
しっとりとした素敵な伏見。



伏見にも疎水があります。
かつてはここ伏見にも、インクラインがありました。



もっとも伏見らしい場所のひとつ。
酒造会社の建物です。






自宅を出発する時には雨が降っていませんでした。
ところが、出発して少ししてから、激しい雨に。(@_@;)
でも年に1度しか上がれない左大文字の山。
そして美恵子さん&健ちゃんとの再会。
激しい雨の中の走りは、ちっともつらくありませんでした。(^_^)v





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