半年ほど前から「かならず実行したい」と思い始めた、和歌山市内への自走・日帰り往復。
とうとう、実現できました。
途中で何度も道を間違い、かなりの時間のロス。
午前3時過ぎに出発したのに、帰宅したのは午後11時を少し過ぎていました。
でも、気力も体力も最後まで衰えませんでした。
「絶対に事故は起こさない」という決意の元、慎重に走りました。
途中で、BINさんがライブ中継してくれていることを知り、とっても心強かったです。
走行距離は、およそ270km。
琵琶湖一周が180kmですから、琵琶湖一周半の距離を走ったことになります。
遠いとは感じたけれど、しんどいとはほとんど感じなかった旅でした。

本日の走行距離、約270km。

2003年12月14日(日)



午前3時過ぎに家を出て、30分ほどで御幸橋近くに着きました。
辺りは真っ暗です。(^_^;)



枚方市のかささぎ橋着。
この橋に、こんなメルヘンチックな照明が点いていることを、初めて知りました。



大阪市内を目指して、空きっ腹で走ります。
朝2時半に起きたので、さすがに朝食は食べられずに出発してしまいました。
気温6℃。
さ、寒う〜。(@_@;)



大阪市内に入りました。
友よ〜 夜明け前〜の 闇の中で〜。♪
懐かしい歌を口ずさみたくなる風景でした。



大阪市内の夜明け前が、こんなに素敵だったとは・・・・。
とっても素敵な大阪市内の夜明け前の景色を満喫しました。
これも、大阪市内で道を迷ってさまよったおかげですわ。(T_T)
道を間違ったので走りつかれ、とあるコンビニ前の清掃作業中の青年を見つけたのを幸い「岸和田に行くのはどっちですか」って尋ねました。
青年「知らんわ。そこのコンビニで聞いたら教えてくれる」。
私「おおきに〜」。
で、コンビニの店員に尋ねると。
店員「分かりません」。
仕方ないので、カップメンを買ってコンビに前のベンチで朝食。


先ほどのコンビニで朝食中、清掃作業の青年が再度近寄ってきてくれました。
青年「おっちゃん分かったか?」
私「分からんかった。だから適当に走るわ。」
青年「仲間が地図を持っているので聞いたるわ。」
私「おおきに〜、助かるわ。」
ってことで、清掃作業員の青年の上司から道を教えてもらえました。
その時、BINさんからメールが入りました。
「もう、大阪に着きましたか?!私は朝から飲んでます」ですって。
私は「ええの〜」ってメールを返しました。
暗い中での孤独な走りの休憩中、BINさんのメールは本当に嬉しかったです!!!
コンビニでの早い朝食後、清掃作業の青年の上司に教えてもらった夜明け前の道を走り、大阪ドーム近くまで来ました。
大阪ドーム?!
かなり前に近くを通過しましたがな。(@_@;)
結局、1時間以上のロスをしてしまいました。(T_T)
大阪ドームの近くの海で、夜明けになりました。



自転車専用橋に設置された、自転車・歩行者専用道の上。
川を渡る道路がないので、川を渡る所だけは自動車道に「歩行者・自転車専用道」があります。
夜明け後は、快調に走ります。
ただ、西進しすぎた後遺症が残り、自動車専用道の橋の側道を何度も上り下りしました。
道に迷った挙句、海遊館近くまで行ったことがきつかったです。



貝塚市着!
結構走った気がします。



泉佐野市!
かつてボーイスカウトの引率で、ここまで来たことがあります。
ここから先は、自転車では走ったことがありません。
ドキドキ。(^_^;)



和歌山市にかなり近づいたはずです。
のどかな風景の中を走ります。
でも・・・・。
この道も間違った道でした。
ここから先かなり走ってから、結局引き返す羽目に。(T_T)



岬巡りの〜 バスが走る〜 ♪
いんや〜、歌っていいですねえ!(#^.^#)
ってなこと考えながら、みさき公園横を通過。
でもまだ和歌山市内まで、30kmほどもあります。



ついに!
とうとう紀ノ川を渡ります!
間もなく、和歌山市街地。



やった〜!
念願の和歌山市街地着。
時刻は、午後1時半。
10時間以上走ってここまで来ました。
京都から140kmを走りきった、モスラ号の勇姿。



和歌山市駅の「証拠写真」撮影。
本当にここまで来ました。
来たけれど・・・・。
帰らなければなりません。汗:
親戚のお墓参りをしてから、帰路につこうと思います。
和歌山市駅前で電話して、親戚の到着を待ちます。



親戚と無事に合流。
お墓参りを済ませて、帰路に着きます。
到着後1時間後の午後2時半に京都に向けて出発。
出発直後に、和歌山城の看板が・・・・。
寄りたいけれど看板だけ見るだけにして、先を急ぎます。



帰路は、国道24号線を走って奈良へ。
国道24号線で、再度 紀ノ川を渡ります。



紀ノ川を渡る国道24号線は、とっても素敵でした。



国道24号線の上から見る紀ノ川。
変わった島がありました。
中州が、大水で削られたのでしょうか?



和歌山の山の名前は、全く知りません。
前方にかなり標高が高そうな山が見えてきました。
何という山なのでしょうか・・・・??



奈良まで、あと80km。
たったの・・・。
ではないって!
今日は既に、160kmほど走っています。
奈良まであと80km。
我が家へは、奈良からまだ30km以上。
ってことは、ここから自宅まで まだ110kmほどありますがな。(@_@;)



さすが和歌山。
みかんの木を見て、そう実感します。
って感傷に浸っていないで、急がんとあかんわ。
だって、我が家まではここから思い切り遠いですもの。



どんどん走りますが、思うように距離が伸びません。
一生懸命走っているのに、道路標識で「奈良まで※※km」の「※※」の数字が、思うように減らないのです。



モスラ号と、みかんとのご対面。
お互いに「(@_@;)」だったりして。



何と言う名前のミカンなんでしょうね。
とってもおいしそう!



夕暮れの道を、ひた急ぎます!



和歌山行きで写した、日が沈む前の最後の一枚の写真。
とっても高い山が印象的でした。
高野山?
違うかもしれませんが・・・・。


「琵琶湖日帰り1周の走りが、思い切り短い距離に感じる。」
そんな走りをした、秋の一日。
自転車の限りない可能性。
そしてそれを実現するのは、自分自身。
決して他人との比較でなく・・・。
なんてことは、帰ってから考えた後の理屈。
無心で走りました。
和歌山往復は、距離としては思い切り遠かったですぅ!(@_@;)



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