先週に続いての週末寒波で、京都市北部や山間部ではかなりの積雪。
そこで、比叡山に雪見登山に。

赤山禅院(せきざんぜんいん)から登るつもりが、道が分からずに八瀬まで行ってしまい、結局八瀬から比叡山にアタックすることに。
ところが・・・・。
八瀬からの登りは きついきつい傾斜で、かなりの積雪。
途中から這うようにしなければならないほどの傾斜で汗だくになり、加えて樹上の積雪かとけて雨のように降り注ぎ、その上 体に付着した雪がとけて、体中ずぶ濡れに。
登った道は、積もった雪の下がガレ場であったり薮であったりで、まさにアルピニストが登るような感じ。

登りでも何度か滑落しそうになった道を軽装で下れば遭難の可能性すらあったので、帰路はロープウエイで.
全身ずぶ濡れ、手袋もずぶ濡れ。
帰路は手袋なしで その上濡れた冷たい服のまま自転車で震えながら走って帰宅。(T_T)
本当に寒かったぁ。(>_<)

本日の走行距離、約55km。
本日の歩行距離、約2km。(ただし起点と終点の標高差550m)



2003年12月28日(日)




疎水沿いを北上。



伏見稲荷前通過。
先を急ぎます。



東大路通りに入りました。
さらに北上。



白川沿いを走ります。
この行者橋は、自転車を押して渡れる幅はありません。
かと言って、自転車で漕いで渡るのは危険すぎる・・・。
つまり、自転車では渡れない橋なんです。



平安神宮近くの疎水。
この先には、疎水発電所があります。



銀閣寺近くを通過。
大文字の文字も雪化粧。



比叡山を望む。
かなり雪はとけたようです。



白川通りに入りました。
白川通りを北上。



赤山禅院(せきざんぜんいん)に近づきました。
比叡山が、かなり大きく見えてきました。



赤山禅院近くの案内看板を見て、比叡山に登る道を探しますが見つかりません。
適当に走っていたら、いつのまにか八瀬まで来てしまいました。
ここから登れそうですので、ここから登ることにします。



モスラ号はこれ以上登れません。
モスラ号は、ここでお留守番です。



登り始めは、とっても緩やかな坂でした。
雪も少なめ。



誰も通った跡のない雪を踏む。
いいものです
でも誰も通った跡がないってことは、積雪後この道を通った人はいないってこと・・・。
ってことは、私に何かあっても誰かに助けてもらえる可能性はないってことですがな。(@_@;)



きついきつい傾斜をほぼ直登します。
ロープウエイの横に沿って登っていきますが、だから傾斜がきついんだってことは帰路でロープウエイに乗って分かりました。



きつい傾斜で滑落しないように必死で上がり、やっと立って歩ける傾斜の場所に来ました。
立っている棒は、文字通り私の支えになってくれたものです。
この棒がなければ、どうなっていたか分かりません。
それほどハードな登りでした。(@_@;)



背の高い笹が生えている場所ではラッセルまでして、やっとロープウエイの駅まで登ってきました。
時刻は、午後2時半。
全身ずぶ濡れなので、着替えがあったシャツだけ着替えて、昼食にしました。
全身ずぶ濡れの寒さに震えながらおにぎりを食べましたが、それでも空の青さが目に焼きつきました。
美しい青空が、とっても印象的でした。



古いロープウエイの車両が、展示してありました。
でもここは、まだ山頂ではありません。
山頂へは、まだここから更に登らなければなりませんでした。
結局、山頂へは行かずにここでリタイア。



帰路ではロープウエイに乗りました。
登ってきた道を歩いて降りるには、傾斜がきつく極めて危険。
滑落の可能性があります。
それに全身ずぶ濡れ。
もう降参〜。(ーー;)



ロープウエイで降ります。
いんや〜、快適快適。
一金530円也。
3時間以上かけて登った坂を、たった9分で下ります。



モスラ号と再会。
雪がずいぶん、とけた様子です。
でも、全然暖かくはありません。
私はずぶ濡れですしね。
今から濡れた服で、しかも手袋なしで、このモスラ号と宇治市まで帰らなければなりません。(ーー;)
寒いから、ゆっくり走ろうっと。



平安神宮前通過。
ここで写真を撮っていると、観光客から「今日は暖かいな〜」って話しかけられました。
全身ずぶ濡れで、手袋なしで自転車を漕ぐ私は思い切り寒いんですけど、「本当ですね」って答えておきました。
声をかけた人は自転車が好きな人だったようで、奥さんの呆れ顔をものともせず、いろんなことを話しかけてきてくれました。
私が全身ずぶ濡れで震えながら走っているのを知っているはずもないので、私は笑顔で応答しました。
京都観光振興の役に、少しは役立ったかな?



今日履いていった登山靴は25年ぶりに履きました。
ただ、湿気の多い雪だったので靴の中に水が入り靴下がかなり濡れてしまいました。
バックスキンのもっとグレードの高い靴も残してあるはずなんですが、今回の山行までには探しきれませんでした。
自転車と雪(山)。
結構相性がいいなって、この冬感じました。
最低限の冬山の装備は要りますが・・・。
で、今日のコース。
ロープウエイに乗って「うわー!きつい坂」って驚きましたが、そのきつい坂に沿って直登したことになります。
しんどかったはずです・・・・。(@_@;)


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