朝11時前から、奈良市内を目指しました。
目的は、奈良八十八カ所めぐり。
いい天気の元、古都をのんびりと走りました。
本日走行距離、約80km。(正確には78.24km)
2004年2月1日(日)
いい天気です。
時々山背古道に入りながら南下します。
山城町で、遺跡の発掘調査の現場を通りかかりました。
一体、何が出土するんでしょうか!?
泉橋寺近くまで来ました。
泉橋寺の大地蔵様が見えてきました。
本当に大きい!
この日本最大の地蔵石仏は、真円上人が造立したもの。
でも真円上人が造立した地蔵堂は、後の応仁の乱でに焼き払われてしまいます。
江戸時代に入って頭部と両手が修復され、今に至っています。
久しぶりに、泉大橋に来ました。
奈良・西ノ京・斑鳩自転車専用道を通って、奈良市街を目指します。
近鉄奈良駅前着。
奈良八十八カ所最初の訪問場所である猿沢の池着。
池を眺めながら、昼食にします。
日本最大の五重の塔である京都・東寺の五重の塔についで、日本第2位の高さを誇る興福寺の五重の塔が猿沢の池の向こうに見えています。
第2番目の訪問場所である、開化天皇陵。
開化天皇陵は、繁華街の真ん中にあります。
第3番目の訪問場所である、興福寺・南円堂。
いつ来ても、奈良には鹿がいっぱい!
第4番目の訪問場所である、興福寺国宝館。
有料なので、もちろん入りません。
ちなみに、拝観料は500円です。
第5番目の訪問場所である、一の鳥居。
第6番目の訪問場所である、浮御堂。
ここには、初めて来ました。
第7番目の訪問場所である、神苑。
日本最古の万葉植物園です。
(有料で、525円。)
第8番目の訪問場所である、春日大社。
奈良らしく、鹿から水が出ていました。(^_^;)
第9番目の訪問場所である、春日若宮。
第10番目の訪問場所である、新薬師寺。
(拝観料500円。)
次の目的地である白豪寺を目指して進んでいると、思い切り古い広告がありました。
よ、嫁入り道具・・・。(^_^;)
こ、国鉄・・・。(^_^;)
一体何年前の広告なんだろう??
ちなみに、1987年4月1日に国鉄はなくなりました。
第11番目の訪問場所である、白豪寺。
古びた石段が、とっても素敵でした。
この上にある門から先が、拝観料400円が必要なゾーン。
そこまではフリーです。
第12番目の訪問場所である、県立写真美術館。
(入館料600円。)
第13番目の訪問場所である、志賀直哉旧居。
小説「暗夜行路」は、ここの書斎で完成されました。
志賀直哉って、奈良に住んでいたんですね。
知らなかった。(@_@;)
(入館料320円。)
再び浮御堂を通過。
第14番目の訪問場所である、揄伽(ゆが)神社。
ガイドブックには載っていませんが、紅葉が素晴らしいとか。
紅葉の時期がお勧めです。
第15番目の訪問場所である、天神社。
学問の神様です。
第16番目の訪問場所である、大乗院庭園。
トイレ休憩など、完全無料で利用できます。
庭園。
庭園には入れませんが、ガラス越しに庭園を眺めながらのんびりできます。
入場フリー。
ならまちの風景。
第17番目の訪問場所である、今西家書院。
室町時代の書院造りの建物です。
(入場料350円。この日はなぜか貸切でした。)
第18番目の訪問場所である、ならまち資料館。
何だかド派手です。(^_^;)
でも、こんな入り口でした。
民間の方が運営されていて、入場フリー。
昔のお金や、タバコ、それに有名作家の原稿など、実に多くのジャンルの古いものがあり、とっても楽しかったです。
第19番目の訪問場所である、奈良町物語館。
入場フリー。
第20番目の訪問場所である、格子の家。
奈良町の伝統的な町屋が再現されています。
入場フリー。
格子の家の内部。
実際にこの環境で暮らすと足がしびれて大変でしょうが、でもなぜかこういう雰囲気って心惹かれる思いがします。
奈良町には、趣のある店がいっぱいあります。
第21番目の訪問場所である、元興寺。
古代から中世・近代へと続く文化財が多くあるようで、世界文化遺産にも指定されています。
(拝観料400円。)
88ヵ所をめぐるつもりがかなわず、21ヶ所で帰路につきました。
帰路に走った木津川右岸で、畑の物を燃やす煙が不思議な形で流れていました。
昼間暖かかったのに冷え込んできた気象条件が、関係しているのでしょうね。
日暮れの美しい空を眺めながら、木津川沿いを走ります。
あと少しのがんばりで、暖かい自宅に帰り着きます。
先を急ごうっと!
奈良に何度行っても素敵だなって思います。
でも、地理や歴史や名所・旧跡のことがあまり分かりません。
今日は、奈良駅近くの路地裏を巡って、奈良のよさを少しだけ今までと違う観点で感じることができました。
京都もいいけど、奈良もいいなあ・・・・。
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