今日は昼前から、貴船を目指しました。
「花に埋もれた京都を見た」、そんな素晴らしい走りになりました。

本日の走行距離、約70km。(正確には70.84km)+鞍馬山登山。


2004年4月11日(日)





伏見着。
柳の緑が目にしみます。



伏見が一年で一番美しいのが、今頃なのかもしれません。



宇治川派流」沿いに北上。



疎水横をどんどん北上。
疎水の水に、桜の花びらが途切れずに流れています。



アスファルト舗装の黒色の道ですが、桜の花びらでピンクの路面になっています。



ピンクになった道が延々と続いています。
私が写真を写していると、「ホンマに雪みたいやな」と、おじいさんが話しかけてきました。
それほど素晴らしい桜花のじゅうたん。



紅葉が美しい東福寺。
「東福寺の新緑は美しい」なんて全然聞いたことはないですが、紅葉が美しい場所は新緑も美しいはずだと予想して、東福寺の新緑を観に寄ってみることにしました。



何と、予想的中!
「息を飲む」。
この表現が決して大げさでない、そんな素晴らしい新緑を見ることになり、驚きました。
こんなに美しい緑、少なくとも私はこれまで見たことがありません。



秋紅葉の東福寺もいいけれど、新緑のこの時期の東福寺がこれほど素晴らしいとは思っていませんでした。
紅葉盛りの東福寺は、押すな押すなの人波で大混雑。
でもこの日は日曜日なのに、見かけた人影はほんの数人だけ。
新緑の良さは、皆々様方決して他言されませんように・・・。
蛇足ですが、この素晴らしい新緑は有料の境内に入らなくても見ることができますよ。(^_^)v



円山公園で昼食にしようと思って、祇園石段下のコンビニにいくと超満員。
レジの店員さんだけでも10人ほどいました。
カップ麺を買って「お湯をください」と言うと、「今日はありません」との非情な言葉が・・・。(T_T)
仕方ないので北上して、白川まで来ました。
この水は疎水の水、つまり琵琶湖から流れてきた水です。


このおじさんが座っているベンチの横に隙間があったので、近くでカップ麺を調達。
持参したおにぎりとカップ麺を持って、おじさんの横に座らせてもらいました。
そして昼食。(#^.^#)



川沿いは、とっても京都チックな風景。



「きゃ〜、怖い!」と声が。
「すわ悪漢か!」とそちらを見ると、お嬢さんが欄干のない細い橋を渡るところでした。
へっぴり腰がかわいかったです。(^_^)



とっても素敵な白川。



京都市美術館前通過。



赤山禅院近くまで来て、「このまま行けば大原だ」って気がつきました。
北山通り(?)を西進します。



京都国際会議場。
表の入り口は、初めて見ました。



貴船を目指す道で、色んな美しい花を見ることができました。



畑には、豆の花が咲いていました。
これも綺麗!



桜も、道中でいっぱい咲いていました。



今が満開です。



小町寺。
こんなものがあったんですね。
少しだけ寄りました。



う〜ん。
外面の容姿は必ず衰える・・・。
衰えないのは、内面の容姿。
内面の容姿を美しくするぞ!
ようし!(^_^;)



あんまり暑いので、上半身は下着なしの半そでTシャツ一枚に。
それでも汗だくになりました。
暑いはずです。
山間部なのに気温が23℃もあります。



記念撮影。



貴船に入りました。



貴船からも、鞍馬山に登れます。
いざ!鞍馬山へ。



結構な登りが・・・。
貴船までの坂を自転車で漕いで来てすぐの登山ということに加え、かなりの暑さ。
今日は、走るように登ることはできませんでした。(T_T)



美しい北山杉。



床下が宇宙につながっていると言われる「魔王殿」着。



魔王殿の裏にある石の、「牛若丸の刀傷」。
この石の存在は、一般にはあまり知られていません。
この「刀傷」は、牛若丸が剣の修行でつけたものだと言い伝えられてきました。
でもこの石は科学的に検証されて、この切り傷のような裂け目は雨水による浸食作用でこうなったってことが分かったようです。
少しはロマンも残しておいて欲しい気がしますが、皆さんはどう思われますか・・・・?



「呪いの藁人形が笑う」などとも紹介されることがある、貴船神社着。
鬼の面をかぶり白い着物を着て午前二時ごろ、片手に藁人形、もう片手には5寸釘。
人に見られると効き目はなくなる・・・・。
今でも、老木には無数の釘の跡があることでも分かりますが、その話は作り話ではないのです。
人間の悲しき心・・・・。



今では「縁結びの神」ということで、ここ貴船神社は有名。(^_^;)
なかなかうまく方向転換・・・・。



歴史が古いことがことがよく分かる、そんな境内です。



モスラ号は、どこにでもついてきてくれます。
え、「お前が連れてくるんだろう」ですって?!
そっか。(^_^;)



ここに「納涼床」が作られます。
貴船の納涼床の涼しさ、すごいですよ!
鴨川の納涼床は、全然涼しくないけど・・・。



天の磐船。



解説です。



この右源太の納涼床に、以前来たことがあります。
その年は最高気温が37℃にもなるような酷暑でした。
納涼床に来るまでは、「こんなに暑いのに、床が涼しいわけない」と思っていました。
でも何と!強烈に涼しく、本当に感動しました。



貴船を後にして帰路につきました。
加茂川沿いを、の〜んびりと南進します。



満開の八重桜。
全く散っていません。
今が盛りです!!



どきりとするほど美しい花が咲いていました。



こんな美しい桜が、加茂川沿いに延々と続いています。



加茂川沿いに咲いている花は、桜ばかりではありません。



こんな花も。
って、山吹ですね。(^_^;)



橋の下をくぐるときは、こんな感じです。



出町柳を過ぎました。
ここ出町柳で、「加茂川」が「鴨川」と名前を変えます。
ここから上流が加茂川、ここから下流が鴨川です。
鴨川も、美しい桜並木が延々と続いていました。



桜の美しさに、何十回も自転車を停めました。



桜の種類も様々でした。



圧倒的な花に感動して、伏見稲荷に着きました。
修行僧が、「南無阿弥陀仏」とずっと唱えています。



疎水沿いを南進中、「石峰寺」という案内板を見かけました。
犬夜叉さんのサイトで見たお寺です。
まだ明るかったので、寄ってみました。



石峰寺にも美しい桜が。



同じような門が、2つありました。



2つ目の門をくぐると、石仏がいっぱいありました。



石仏めぐりをして、さて帰ります。
待ってくれていたモスラ号と再会。



観月橋で日没を迎えました。


「花に埋もれた」、そんな印象を受けた今日の走り。
京都が益々好きになりました。


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