今日は、TOM&BINさん企画の「京都路地裏めぐり/なつかしい町と道に出会う旅」。
ガイドブックにはまず載っていないと思われる京都の古い町並みを、TOMさんの詳細な解説と共に楽しむことができました。
企画してくださったTOM&BINさん、ありがとうございました。
TOMさん、詳しい解説をありがとうございました。
BINさん、タイムリーなライブ中継をありがとうございました。
京都は様々な顔がある。
そしてその顔の一つである古く懐かしい町並み。
その古く懐かしい町並みは、市民の個人的努力で残っているだけなんだなって実感しました。
次々に破壊されている古き町並み。
「ヨーロッパやったら、こんな景観破壊は絶対に許しよらん!」というMARKSさんの言葉が心に残りました。
本日の走行距離、約65km。(正確には62.81km)
2004年4月24日(土)
観月橋でNさんと合流。
伏見に着きました。
疎水沿いに北上。
鴨川を渡ります。
京都駅着。
まだ他にはだれも来ていません。
久しぶりに見る京都駅。
BINさん、TOMさん、健康さんと合流。
出発します。
まずはここ。
慶応3年3月、近藤と議論の末、伊東は、思想信条を貫くために同志10数名とともに、前年末に亡くなった孝明天皇の御陵衛士として新選組を離脱。
彼を憎む新選組のしかけた罠にはまり、33歳の時に七条油小路で暗殺されました。
その場所がここなのです。
西本願寺着。
西本願寺、太鼓楼。
慶応元年3月10日、新選組は、壬生から西本願寺の北集会所に屯所を移しました。
理由は、隊士が多く壬生の屯所では手狭になったことなどでしたが、実際には長州藩贔屓の西本願寺の牽制。
境内では連日訓練が行なわれ、大砲の音が辺りに響きました。
鶏や豚を食べたり、参拝者が見える位置で、処刑・拷問・切腹などのいやがらせとも言えることを行ったそうです。
テレビのドラマで見る新撰組のイメージと史実には、ずいぶんと隔たりがあるんだなって思いました。
西本願寺を後にして、かつて遊郭があった島原の大門着。
輪違屋。
古い建物ですが、今でも「お茶屋」として営業しています。
1984年に、この建物は京都市の文化財に指定されました。
角屋。
1989年から1日30人と限定し、角屋の揚屋(今で言う料亭や料理屋)の建物を公開をしてきましたが、1998年4月に文化美術館としてオープンしました。
島原にある、樹齢300年の大銀杏。
大銀杏の解説。
私がはっきりとうつっているのが面白いですね。
旧・神先家住宅。
太秦映画村の人が、出張大サービス。
シャッターを押してくれるだけでなく、モデルになって写真に入ってくれました。(^_^)v
壬生寺の千体仏塔。
異国にいるような気がしてきます。
え?
「異国」って言い方が、思い切り古いですって?!
ど、ども失礼いたしました。(^_^;)
壬生の街並み。
地方に行けば、こんな風景は今でも結構多くあると思います。
でもこんな古い町屋が今でも政令指定都市の市街地のど真ん中に残っているって、本当に貴重だと思います。
壬生には、新撰組の関係のこんなスポットが多くあります。
ここでは古い京都の写真が展示されていました。
嵐山の渡月橋の橋げたが、木の枝のような細い写真があったのには驚きました。
新撰組グッズ。(*^。^*)
屯所跡。
ここでおいしい地下水を飲みました。
屯所跡は、ここから先は有料。
だから、ここまで〜!(^_^;)
新徳禅寺。
ここは、新撰組の取締役や世話役・目付方の宿泊する上洛取締役本部でした。
一般の立ち入り禁止ですが、元旦は本堂の御本尊を拝観することができます。
二条陣屋。
神泉苑。
京都市の「御池通り」の名前は、この池に由来します。
京都市内のど真ん中に水車が!
驚きました。
古い町屋を保存している一角。
先ほどの水車の所有者と同じ方が、個人の労力と費用で維持されています。
奥さんは漫画家。
ご主人は着物のデザイン家。
ここはそんな方が、個人の努力で町屋を守っておられるお宅。
機会があればこれからしっかりと交流させていただきたい、そんな方だとTOMさんに教えていただきました。
武者小路千家の官休庵庭園。
お茶は、表千家と裏千家だけだと思っていました。
武者小路と言う名前を聞いて武者小路実篤を連想しますが、実篤はこの近くに住んでいて武者小路通りと言う短い通りの名前をペンネームにしたとか。
京都御所着。
御所には、こんな場所もあります。
キンシ正宗着。
中に入ります。
店内には、酒造り関係のものがいっぱい展示されています。
京都市市中心部の散策。
レトロな建物が。
同じように見えますが、そうではありません。
京都市内の中心部に、こんな建物が多く残っています。
町屋を再現したゾーン。
無料で入場できました。
少し走って、湯葉製造の店へ。
湯葉の製造の様子は、初めて見ました。
湯葉を引き上げる瞬間。
手作業のこんな製造をしている所は、もうほとんどないそうです。
初め見た時には、マジで作業で汚れたふきんが干してあるのかと思いました。
これは、引き上げた湯葉を乾燥させている状態です。
老舗のお茶の販売店。
明治37年開業。
京都最古の洋菓子屋さん。
オレンジゼリーが最高でした!
食べる分と、自宅への土産用のものを買いました。
かなり繁盛している感じです。
村上開新堂の店内ではゼリーを食べられないので、このお寺に来て食べることに。
このお寺は、縁結びと縁切りの両方に霊験あらたかな所。
でも、両方って?!(^_^;)
ん!?BINさんが一人で、何やら不審な行動を・・・・。
壬生寺では全く賽銭を入れなかったBINさん。
ここではなぜかお賽銭を供えて、何かを一心に願っているようです。
「早く素敵な女性と※婚できますように」って願っているんでしょうか。
次に、こんな所にやって来ました。
宇治市にある黄檗山万福寺や興聖寺にとてもよく似た建物です。
再度、鴨川を渡ります。
京都市内中心部に流れる鴨川。
その流れが美しいので、子ども達が水遊びすることができます。
こんな素晴らしい環境を守っていかなくてはならないのは、私達の責務。
熊野神社。
歴史を感じる重厚な雰囲気です。)
理屈ぬきに、いつまでも京都市内に残しておきたい。
ここもそんな強い思いがする場所のひとつです。
動物園近くにやって来ました。
疎水観光の十石舟が優雅に進みます。
生活感漂う、白川沿いの趣ある町屋。
人が住んでいます。
こちらは、記念館などの形で保存されている建物。
こうして有料の形で古い建物を残すことは、比較的容易だと思います。
でも、今でも残っている人が住んでいる町屋。
その保存が大きな課題です。
体験舞妓さん。
「写真を撮らせていただいていいですか?」と尋ねると、快く橋の上に移動しポーズをとってくださいました。(^_^)v
知恩院。
ここで、LASさんと合流しました。
清水寺近く。
料亭「坂口」の素敵な庭園を、外から見ることができます。
石塀小路。
この道はとっても素敵です。
土日は身動きできないほどの人でごった返すそうですが、この日は驚くほどの静けさ。
京都の観光地の良さを楽しむことができました。
いい雰囲気です。
街中にこんな風景がある。
それが京都の良さ。
こんな風景も。
美しいカエデ。
高台寺付近の風景。
信州のとある場所と言われてもおかしくない。
そんな風景です。
清水寺近くの庭園。
フリーで入れます。
上の写真と同じく、ここが京都市街地中心部だとは思えないほど美しい風景です。
三年坂
京都って、本当に素敵。
実感します。
八坂の塔。
神田神社着。
日本一小さい神社です。
平将門の首が、ここに置かれていたそうです。
それ以来おかしなことが多く起こったので、この小さな神社が作られました。
多くの町屋を、今日は目にしました。
「残して欲しい」。
そう強く感じた今日のツアーでした。
大切に保存されている古い建物。
なのにその保存されている建物の向こうは、超高層ビル。
おかしいぞ!京都市の行政。
四条京町屋。
こんなものがあることを知りませんでした。
いつまでも残しておいて欲しい、懐かしい路地の風景。
何と何と!
百貨店の松坂屋が、こんな建物であります。
広野了頓邸跡。
六角堂着。
ヘソ石です。
展望エレベーター。
六角堂の屋根は、六角なんです!(#^.^#)
京都に中心部にある天満宮。
おや?!
鳥居が何か変です!
よく見ると、鳥居の端っこの両側がビルに食い込んでいます。
これはビルが建つより先に鳥居がありり、その鳥居の両端は敷地以上に大きかった。
だからビルが建つときに鳥居の橋がビルに埋め込まれてしまったという訳なんです。
だからこうして、両者納得でめでたしめでたし・・・。
って、ほんまかいな。(@_@;)
天満宮から見る、京都市の繁華街。
繁華街は人並みで溢れているのに、天満宮の境内はとっても落ち着いた雰囲気。
京都の台所と言われる、錦市場。
反省会がある皆さんに別れを告げ、帰宅モードへ。
少し走り足りないので、奈良の大仏より大きい京都大仏があった方広寺へ寄りました。
JRの線路を人道橋で渡ります。
まだ明るいので、東福寺にも寄りました。
通天橋が夕陽に照らされています。
伏見稲荷にも寄りました。(^_^;)
まだまだ明るいので、、前から来てみたかった寶塔寺へ。
場所がよく分からなかったので、少し探しました。
重要文化財の多宝塔。
寶塔寺には、こんなものも。
時間をかけて、詳しく周りたい場所です。
宇治川に着きました。
夕陽に照らされる月見館。
宇治川沿いで日没を迎えました。
早く帰ろうっと!
京都の町屋を絶対に残さないとあかんって、今日は心から思いました。
素敵な京都の町並み。
だれが今まで潰してきたのでしょうか。
私には分かります。
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