ゴールデンウイーク。
「休みだから どこか遠くへ行く?、海外?」
連休前にはそんな会話が、きっとあちこちのご家庭で飛び交ったはず。
できる方は、そうされたらいい。
godzillaは、財布の中の小銭の範囲で旅をします。
しますというか、それしかできないと言うか・・・。
でもその自転車旅行は、私の大満足の旅。
これからも、「自走・日帰り」に とことん徹していきます。
いつかは妻と二人で、きっと素敵な旅行に行ける日が来ることでしょう。
その日のために、素敵な場所があれば・・・・。
φ(..)メモメモっす。


本日の走行距離、約115km。(正確には114.05km)+愛宕山登山+澤山登山


2004年5月3日(月)




背割堤で、まっぴぃさんとyossieさんと合流。
自転車道を北上します。
写真中央やや右寄りに写っている山が、愛宕山。
今日は、あの山を自転車で攻略します。
参加者は、大阪から駆けつけたゴジラ組の精鋭まっぴぃさんとyossieさん、それにgodzilla。
合計3名です。




途中で、羅生門跡に寄りました。



京都の市街地を走りぬけ高雄への坂を汗だくになりながら漕いで、やっと愛宕山へ上がる林道近くまで来ました。
素晴らしい新緑を眺めながら、一休み。



いざ!標高924mの愛宕登山へ。
谷山林道に入ります。



美しい北山杉。
谷山林道に入ってから、ずっと苦しい上りが続きます。
山なのですから上りが続くのは当たり前ですが。(^_^;)
汗だくの私達を癒してくれるのが、こうした素晴らしい風景なのです。



標高を上げていくと、ガレ場のような場所が何ヶ所も見られます。



愛宕山のピークが間近にみえてきました。
あとひとがんばり!



到着!と言っても山頂にではありません。
自転車で漕いで来ることができる一番高い所までです。
モスラ号は、ここでお留守番。
ここからは徒歩です。



京都市街地を眺めながら大休止。
ここまで来るのに秒単位の小休止を何度も取りましたが、大休止はしませんでした。
大休止をすると体が坂を上り出す前の状態に近くなってしまい、次に走り出した時にかなりしんどいのです。



1時間ほど歩いて、愛宕神社の石段下の広場に着きました。
何と!桜が満開!(^_^)v



八重桜が、見ごろを迎えていました。



満開で、しかも茶色くなったり元気がなくなった花は1つもありません。
最高の咲き具合。



とってもいい雰囲気。
それにしても・・・・。
愛宕山の桜とは。
今まで全然知りませんでした。



愛宕神社本殿へ。
石段を上ります。



愛宕神社本殿。
私はほとんどの場合、冬にここに来ます。
だから、この本殿の前に立っても寒くないのが何だか不思議でした。



午後2時。
本殿のただ今の気温は15℃。
市街地より10℃ほど低めです。



本殿を後にして、愛宕山の三角点へ。
愛宕山に登る人は多いものの、この三角点の存在を知っている人は少数。



三角点からの眺望。
かすんでいるので少し残念でした。



三角点を後にして、モスラ号の元に戻りました。
新緑と、かすむ京都市街地の眺望の組み合わせ。
いいですねえ・・・・。



愛宕山から無事に下山。
下りのガタガタした振動が結構きつかったです。
さて昼食!
って、もう午後3時ですがな!?(@_@;)



とっても遅い時間の昼食後、沢池を目指します。
澤山の道を走っていると、「熊に注意!」の警告を何度も見かけました。
一応ここは、京都市内なんですけどね。(^_^;)



さほどきつくない坂道を1時間ほど走って、沢池着。
またまた汗だくになりました。



魚釣りをしている少年がいました。
ブルーギルを釣り上げたのを見ました。



美しい沢池。



沢池を後にして、五条通りにある「鐡輪(かなわ)神社」を目指します。
澤山から降りたら、とってもきれいなふじの花が目にとまりました。
自生のふじです。



沢池から1時間ばかり走って「命婦(みょうぶ)稲荷神社着。
もう2度目なのに、命婦稲荷神社の場所がなかなか分かりませんでした。
結構探し周って、やっと到着。
ここが入り口です。
何だか他人の家に入っていくような感じ。



ここは日本の「丑の刻参り」発祥の地だそうです。
阿部清明の登場する能の「鐡輪」で有名。
能では、浮気性の夫に捨てられた女性が、夜な夜な深泥が池を越え、縁結の神がいるの貴船へ。
やがて宣託があり、鐡輪の足に蝋燭を灯してそれを頭に載せ、加えて体中に赤土を塗り怒りの心を持てば願いはかなう・・・。
なかなか怖いお話なのです。(^_^;)



命婦稲荷神社。
敬虔な気持ちで手を合わせました。



鐡輪の井戸。
この井戸にその女性が身を投げたという説もあります。



「鐡輪の井戸」由来。
とっても怖そうですが、4枚上の写真にあるようにここは境内と人家が同じ敷地なのです。
古さと新しさが共存する京都。
本当に、そう実感します。
でもこれって、この女性が悪いのかなあ?
それとも男性が?
人間って・・・・一体・・・・?!


午後から天気が崩れるという天気予報でしたが、愛宕山へ向かう途中の高雄への上りで少しぱらついたのみ。
逆に、雲が多かったので日差しがきつくなく、いい走り日和でした。
自転車を使えば、本当にどこにでも行けます。
海や川を渡るの無理ですがね。(^_^;)
さて、次はどこに行こうかなあ・・・・。(^_^)v


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