今日は、上醍醐寺と岩間寺に上ってから、琵琶湖湖東の烏丸(からすま)半島に行く予定でした。
でも、上炭山から西笠取を目指したため、思い切り長い坂を上る羽目に。
その坂が上醍醐寺に行く坂ならまだしも、単なる西笠取に行くための峠越えでした。(T_T)
せっかく強風の中を長い上りを走ったのに、峠からまた下って着いたところが西笠取。
西笠取なら、天ヶ瀬ダム湖沿いに走るとほとんど平坦なんです。
どっと疲れてしまいました。(@_@;)
でも気を取り直して、上醍醐寺への上りに挑戦。
上醍醐寺には、比較的すんなりと行けました。(#^.^#)
上醍醐寺への道のりは、ほとんどが舗装路。
でも、車が駐車できる場所から境内を目指す少しの区間は、自転車を担ぐ必要があります。
モスラ号を担いで汗だくで上がっていると、寺のお坊さんから「自転車やったらしんどいやろ。がんばりや」と励ましてもらいました。
上醍醐寺への上りの舗装道では、えっちら上がっている私を何台ものタクシーが追い越していきました。
乗客の方は私を見ていたようで、上醍醐寺の境内で観光客の方から「連れとはぐれてしまって、私一人になってしまいました。タクシーを待たせてあるけれど、タクシーが待っている場所に戻るにはどう行けばいいのですか?」なんて相談を受けたりしました。(^_^;)
西笠取経由で上醍醐寺に行くのは、昨日の夕刻ポタで行った道の3倍以上の時間がかかりました。(@_@;)

本日の走行距離、約70km。(正確には68.54km)


2004年5月15日(土)




宇治橋の「三の間」着。
宇治川がかなり増水しています。



こんな場所って面白いでしょう。
この門の向こうには当然何も無い、そしてこちら側にも何もありません。



天ヶ瀬ダムに近づきました。



天ヶ瀬ダム。
何となく、昨日より放流量が増えている気がします。



レンガ造りの旧発電所。
私はここから見る風景が、とっても気に入っています。



天ヶ瀬ダムを後にして、炭山を目指します。
志津川の里通過。
時間がゆったりと流れている・・・。
そんな気がしてくる風景です。



炭山を目指す道の途中で、琵琶湖からの流れが滝になっている所があります。
昨日もここで写真を撮りました。
今日は明るいので、昨日よりきれいな写真が撮れました。(^_^)v



志津川から炭山までは、だらだら坂が続きます。
でも、舗装してあって、そして車の通行もほとんどなくとっても走りやすい道です。



だらだら坂ですが、変速機のギアは一番軽いものを使う必要があります。
傾斜は、この側壁の正方形を見ていただくと分かります。
きつくはないけれど、ずっと上り道。



タンポポのような花が咲いていましたが、茎が思い切り長目。
何という花でしょうか・・・?



炭山着。



草むらの中におられる石地蔵様を見かけました。
何だか、心が休まる気がします。(#^.^#)



ここを直進すれば、上炭山経由で神醍醐寺に行けます。
今日は西笠取から上醍醐寺を目指して見たいと思っています。
だから直進せず、ここで右折。



この道を行きます。



かなりの上り。
ここを上がれば上醍醐寺なのかなあ・・・・。



って思ったら、峠を越えたら下りに。
せっかく上がったのに下るなんて・・・・。(T_T)



ずっと下って、アクトパル宇治へ着きました。
ここなら、天ヶ瀬ダム湖沿いに来れほとんど坂などないのに・・・・。(T_T)
なんだか、ガックリ来ました。
でもよく考えると、炭山に勤務先があった頃にはこの辺りにも何度も来ていました。
それなのに、道を全然覚えていない私って?!(@_@;)



アクトパル宇治の敷地で、緑の山を眺めながら持参した手作り弁当を食べます。



昼食後、上醍醐寺への上りを走ります。



結構走って、上醍醐寺への分岐へ。
ここを直進すれば、ゴルフ場に行ってしまいます。



下れば、醍醐三宝院へ。
下らずに、上がります。
ここから「担ぎ」です。



大した傾斜ではありません。
事故でまだ回復していない私の右腕でも、余裕で担げる山道です。



汗だくになって、上醍醐寺境内着。
ここに来る途中に、お坊さんから「しんどいやろ!がんばりな」って励ましを受けました。
励ましの言葉も嬉しかったけれど、自転車で境内に入ることは問題が無いようなので安心しました。



一息入れて、境内を写します。
ここまで上がってくる自転車が珍しいようで、多くの方から「すごいなあ」って言葉をかけてもらいました。



重要文化財の如意輪堂。
モスラ号は、今日は上醍醐寺の重要文化財前までやって来ました。



山の上なのに、上醍醐寺の境内は広大。



宇治市・大阪方面を望む。
かすんで展望がよくないのが残念。



醍醐山頂。
探せば三角点があるのかもしれません。



国宝・薬師堂前。



ここ上醍醐寺は、西国33箇所めぐりの大11番札所。
ここで、ご朱印を授かることができます。



ご朱印を授かることができるここ准胝堂。
その大きさに、驚かされます。



上醍醐寺を後にして、岩間寺を目指します。
天ヶ瀬ダム湖が、かなり増水。
木々が増水で水没していました。



琵琶湖から笠取を通って宇治川に流れ込む疎水。
前方のトンネルは、「隧道」(ずいどう)と呼ばれています。
「隧道」(ずいどう)と言うのは、トンネルの古い呼び方のようです。



水墨画のような風景を見ながら、そして大型ダンプの風圧に脅かされながら岩間寺を目指してペタルを踏みます。



瀬田の洗い堰。
かなりの放流です。



時間が遅くなり、結局岩間寺と湖東の烏丸半島に行くのは諦めました。
帰路につきます。
ここから先は、逢坂山の上りです。
なんだか今日は、ずっと坂を上っていたような気がします。



京阪電車の京津(けいしん)線を横目に眺めながら、帰宅を急ぎます。


山・・・。
「そこに山があるから登るんだ」と言った著名な方がおられましたよね。
その気持ちは、元「山屋」の私にはとってもよく理解できます。
でも、山ってしんどいです。
特に自転車では。
ってことで、さて、次はどこの山に行こうかな・・・・!(オイオイ)(^_^;)


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