今日は,、TOM&BINさん企画の「京都水と緑を楽しむポタリング」。
抜けるような青空の下、京都のよさを満喫しました。


本日の走行距離、約70km。(正確には71.14km)


2004年6月13日(水)





自宅を出発しました。
前方に、比叡山が見えます。



伏見の長建寺近く。
この水の美しさは、倉敷をはるかに上回ると私は思います。
水が流れる距離も、ここ伏見の方がかなり長いようです。



「鳥せい」近く。
伏見は、本当に素敵!



疎水沿いを北上し、伏見稲荷前通過。



南大門着。
この門をくぐります。



南大門をくぐると、左側に三十三間堂の建物が見えてきます。



方広寺近くの「耳塚」。
秀吉の朝鮮侵略などは歴史で習ったことしか記憶にありませんが、こうして実際に「耳塚」を見ると、学校の歴史で習ったことは事実だということがひしひしと伝わってきます。
京都仏教会のお供えが、鍵のかかった耳塚の入り口脇にひっそりと置かれていました。



松原橋着。
今日のツアーに参加される皆さんと合流しました。
橋の上から、北を望みます。



こんな石が・・・。



辰巳大明神近く。
素晴らしい雰囲気です。



小さな石の橋から見た川面。



辰巳大明神。
この大明神ができたのは、とっても悲しい事件があったからです。



お札だらけの、辰巳大明神前の灯篭の辺りから見た風景。
素晴らしい風景と、恐ろしげな歴史を秘めた辰巳大明神。
京都って、とっても不思議で魅力あある場所です。



「旧・辰巳新地」はこの辺りだったように思います。
昔ながらの風情を、今に残しています。



白川沿いを北上。
白川沿いでも、この辺りは一番美しい場所のひとつです。



鴨のおうち。
普段はこの辺りで鴨は見かけないのですが、この日は珍しく鴨がいました。



一本橋を渡ります。



白川右岸を下駄履きにもかかわらず飛ぶような速さで歩く僧がいました。
は、速い!(@_@;)



古い建屋。
でもこの建物は、いずれ取り壊される可能性が高いとか。
こんな建物こそ、公費で保存されるべき。
御所の豊かな自然を破壊して、御所の中に建設されている「迎賓館」。
「迎賓館」は一年に数えるほどしか使われません。
そんなことに税金を使うより、こういう町屋の保存にこそ使うべきという発想がない今の京都の政治。
政治を変えないと、この悪循環はいつまでも続くんですね。



平安神宮近くから、東を望む。



南禅寺着。



水路閣。
古代ギリシャの建築様式で建てられたそうです。



水路閣近くの、緑鮮やかなカエデ。



都会のど真ん中で、森林浴が楽しめます。



アジサイが美しく咲く哲学の道を北上。



白川通り。



白川通りからは、大文字山の「大」の字がよく見えます。



多くの車が行き来する白川通り。
その白川通りから、哲学の道に入れます。



美しい高野川沿いを北上。



食事のため、この石を飛び越えて高野川の対岸へ渡ります。



食事を終えて、駐輪してある場所に戻ってきました。
色んな自転車が合って、とっても楽しいです。(#^.^#)



食事後、高野川沿いに更に北上。



五山の送り火の火床「法」が見えてきました。



宝ヶ池着。



ガチョウさんがいました。
とっても人懐っこいです。
餌が欲しいようでした。



宝ヶ池を後にして、AZEKURAの庭園へ。



素晴らしい趣のある庭園が、フリーで楽しめます。



これとよく似たものが、宇治市の黄檗山万福寺にも有ります。
黄檗山万福寺のものは、『魚梛(かいぱん)』と言いますが、ここAZEKURAの庭園のものは、なんと言うのでしょうね?



AZEKURAの庭園展望台から、京都市街地を望む。
かなたに、大文字山が見えます。



あれ!!
お嫁さんが?!



ここで結構披露宴までできるとは・・・・。
それにしてもこのカップル。
とっても素敵な名前の組み合わせですね。(#^.^#)



AZEKURAの近くの、大田神社へ。
花の時期を終えたばかりの天然記念物のアヤメの群生の緑が、とっても色鮮やかでした。



境内には、何だか不思議な植物がありました。



大田神社を後にして、藤木社(ふじきのやしろ)へ。
清流が道路わきに流れています。



京都市の街中には、このように美しい水が流れている場所が、とっても多くあります。
「水と京都」。
この視点で京都市街を見てみると、今まで見えなかったものが見えてきます。



半木(なからぎ)の道。
和服姿の女性が写る、何やらコマーシャルらしきものを撮影していました。
何のコマーシャルだろう・・・・?



京都と水。
市街地にこれ程の清流が流れている街は、京都の他にはきっとないことでしょうね。



下鴨神社着。
糺の森(ただすのもり)の中にも清流があります。



復元された「奈良の小川」。



境内では、名水を飲むことができます。



鴨川左岸を南下。



外国からの観光客にも、きっとこの鴨川の素晴らしさが分かることだと思います。



親子でしょうか。
大きな鴨と小さな鴨が、楽しそうに泳いでいました。



鴨川沿いをドンドン南下しました。
この鴨川沿いを後にして、次に山科へ向かいます。



山科で、皆さん方とお別れしました。
山科川沿いを、西進します。



今日は色んな川の近くを走りました。
以前と比べて汚れたとは言え、それでも子ども達が水遊びに興じることができる美しい川が、京都にはまだ多くあります。
ここ山科川も、そんな川の一つです。



宇治市まで戻ってきました。
とある人の、とある職場がある、その近くの池。(知らない人にとっては何のことか全然分からないと思います。m(__)m)
何やら工事中でした。
こんな素敵な池をなくしてしまう工事の筈がないと思いますが、でも何の工事か少し心配です。



宇治川右岸沿いにの道に入りました。
この道は自転車道路ではありませんが、車の通行はごくわずかです。



宇治橋着。
橋の上から、北を望む。



宇治橋上から、南を望む。



宇治橋「三の間」。
お日様はまだ高いけど、今日はこれで帰宅することにします。





総勢7名で、京都の街を楽しみました。
都心部からほんの少し入ると、そこはもう静寂に包まれ自然溢れる空間。
そんな場所が、京都には本当にいっぱいあります。
この素晴らしい京都の環境を残していくことは、理屈など不要。
「残すしかない!」って、そう心から思いました。




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