涼しかったこの日。
レーパンにレーサーウエアに着替え「さあ!遠くまで走ろう。」と自宅を出発。
出発したものの、時刻は既に午前11時過ぎ。(^_^;)

結局遠くには行かず、向日市経由で枚方まで行き、夕刻には宇治川へ。
夜間は、淀の花火大会へ。
近場を楽しんだ、そんな一日になりました。


本日の走行距離、約80km。(正確には79.49km)


2004年8月15日(日)




まずは、長岡京市の勝龍寺城跡を目指します。
淀大橋通過。
前方はるかに、愛宕山の姿が。



川で、家族連れが遊んでいました。
人間が水に親しむことができる清らかな流れ。
とっても大事だなって思います。



勝龍寺城跡着。
勝龍寺城は、南北朝時代に京都へ進出しようとしてくる南朝方に対抗するため、北朝(足利尊氏)方の前線基地として1339年に細川頼春(よりはる)により築かれたと言われています。
勝龍寺城は、1578年に細川忠興(ただおき)のもとへ明智光秀の娘「玉」(後の細川ガラシャ)が16歳の時に輿入れした場所でもあり、更に、明智光秀自身が1582年の山崎の合戦で、本拠地として利用した所でもあります。



お堀跡。
蓮の花が、少しだけ咲いていました。



ぐるりと城跡を囲む堀。
ここが、本格的な城だったことが伺えます。



それほど大規模な城とは思えませんが、とてもどっしりとしていて存在感があります。



今は公園になっている、勝龍寺城跡に入ります。
入場フリー。



銃眼。
城というのは、戦の陣地。
当時だけのことでなく、人間は今でも戦争に明け暮れています・・・。
人間って、一体???



細川忠興とガラシャの像。



どっしりとした城跡。
とても存在感があります。



井戸跡。
かなり浅い井戸ですが、発掘の際にもきれいな水がコンコンと湧いていたそうです。



井戸の解説。



城跡からは大量の石造物が出土しました。
これらは一箇所に集められ、供養されています。



勝龍寺城跡公園を後にして、勝龍寺に着きました。



806年に空海(弘法大師)が開基した寺です。
寺号は恵解山青龍寺で、観音堂を始め九十九坊が建てられていたといわれます。
大干ばつ大飢饉の年に千観(せんかん)上人の祈とうで雨が降り、龍神に勝ったという意味から勝龍寺と改名されたそうです。



境内には、かなり由緒がありそうなこんな仏様がおられました。



勝龍寺を後にして走っていると、こんな案内板が。(^_^;)
なかなか素敵な名前の通りです。



通りを走っていてびっくり!
サントリーのビール工場の前に出ました。
見学したくなり、入ることに。



見学開始!
敷地内には、ホップが栽培されています。



ホップって、こんな感じだったんですね。
初めて見ました。



巨大なタンク。
あの中は、おそらく全てビールのはず。
ゴ、ゴクリ。(オイオイ)



案内の女性の後について、見学コースを歩きます。
私が一番前を歩いていると、この女性から何度も話しかけられました。
なかなかサービス精神旺盛です。(#^.^#)



製造工場内に入りました。
タンクは手で触ることが可能です。
このタンクはとても熱く、この一角は冷房が効いていません。
冷房が効かないのは、これらのタンクの熱さゆえだと思われます。



先ほど栽培されているのを見たポップ。
匂いを嗅がせてもらいました。
「いい香り」とは言えませんが、何とも不思議な香りでした。



麦。
これは、手にとって食べさせてもらえました。
結構おいしかったです!(^^)v



この女性。
高くてとてもよく通る声をしていました。
話の内容より、そちらを感心して聞いていました。



ビールを缶に詰めるライン。



今日は工場は休みで、製造場面は見られませんでした。
残念。



工場見学を追え、敷地内を「モルツ号」で案内してもらいます。



見学終了!
出来立てビールが、冷蔵庫で冷やしたグラスに注がれます。
「自転車の方は押して帰ってくださいね」の指示に従うことに決めました。
専門の女性が一番おいしく飲める注ぎ方で入れてくれた、そしてとっても素晴らしい味の出来立てビールを試飲!



「戦い済んで日が暮れて」という心境。
試飲を終え、工場を後にします。
受付のお嬢さんと約束した通り、自転車を押して歩きます。



テクテク歩いて、枚方まで来ました。
何だかとっても疲れたので、ベンチで昼寝することにします。



1時間ほど昼寝して、すっきりしました。
もう遠くへ行くことはできないので、帰宅します。
テクテク・・・・。



テクテク・・・。
国道1号線の木津川大橋を渡ります。



宇治川に着くと、もう夕刻でした。
宇治川で、美しい日没を見ます。



日が沈みます。
とっても物悲しい、少し寂しくなる、そんな瞬間です。



残照に染まる京阪宇治駅。



今夜は、淀の花火大会。
まだ、今日の活動を終えるわけにはいきません。
午後7時半過ぎに、淀競馬場に来ました。
競馬場の敷地内には、夜店がいっぱい!



競馬場には、初めて入りました。
人が少ないなと思いましたが少ないはず。
花火が見えるゾーンは、満員でした。



司会者が、小さく見えています。



その司会者である「カンニング」を、巨大スクリーンが写していました。



花火開始!!!



あまりにもきれいなので、花火を撮影しました。
デジカメでは何の難しい操作も私はできません。
ゆえに、昼間と全く同じ全自動モードで撮影。
無駄だとは思うのですが、フラッシュが光ってくれます。(^_^;)



全自動モードでも、花火は写るということが分かりました。



淀の花火は、打ち上げ筒が目の前。
音がすごい迫力でした。



素晴らしい花火に酔いしれました。



柳の葉のような光に、場内からはため息が・・・。



フィナーレ!
素晴らしかったです。
終わったのは、午後8時半。
意外に早い時間帯の幕切れに少し驚きました。


近場を楽しむ。
いいものだなって、改めて思いました!


チャリ旅3へ戻る




inserted by FC2 system