今日はNさんと共に、山背(やましろ)古道完走と大仏鉄道跡めぐりを行いました。
山背古道完走は、ばっちり達成。
木津町の南の端に近い場所からいったんJR加茂駅へ戻り、大仏鉄道跡探索へ。
ところが、予想に反して大仏鉄道跡の見つけにくいこと。
何度も尋ねて、やっと1箇所だけ分かりました。
大仏鉄道跡を探しながら走っていると、奈良へ着いてしまいました。
そこで、大仏駅があった場所へ向かっていると、大粒の雨が!
幸い結構大きなバス停のテントがあったので、そこへ駆け込みました。
ところが雨の降り方が強烈で、雨漏りなどしない大きなテントの中なのに、かなり濡れました。
しかもかなりの雨量で道路が冠水し、水深は15cmほどにもなりました。
雨がほぼやんだので行動を再開し、大仏駅跡のモニュメントを見て帰路へ。
帰路ではまた雨が降り出し、本降りの雨に濡れながら帰宅。
帰って風呂に飛び込み、雨と泥で汚れたリュック、ウエストポーチ、デジカメのケース、靴を洗いました。
体も洗ってさっぱりして洗ったものを干していると、ずぶ濡れのリュックからテレビの音声も受信できるFMラジオが出てきました。(T_T)

本日の走行距離、約95km。(正確には94.45km)


2004年9月4日(土)




Nさんと待ち合わせた場所の近くには、蓮池があります。
この時期ですが、まだ美しい花が咲いていました。



Nさんと無事に合流。
早速山背古道へ向かいました。
この銅版は、Nさんのお子さんが小学生の頃に作ったものなんです!
今でも現役で、皆さんの役に立っているのです。(#^.^#)



中天満神社着。



境内には、大きな石がありました。



龍福寺着。



初めて境内に入りました。
よく整頓された、そしてちょっぴり異国ムード漂う本堂。



西福寺前通過。
ちょっぴり道を間違えました。(^_^;)



高神社近くの、谷川ホタル公園着。



みちくささんに「亀甲竹」と教えてもらった場所にまたまた来ました。
この竹は、水戸黄門の杖に使われていたそうです。



収穫間近の田んぼ。
田んぼの向こうに広がる景色を見ると、かなり標高を上げたことが分かります。



蟹満寺着。



蟹満寺本堂。
中にはこの寺の本尊である白鳳時代の「釈迦如来坐像」が安置されています。



山城古道を更に南下します。
蟹満寺から南の先は、Nさんにとっては初めての道です。



ペタルも軽く快調に、古道を南下します。
春日神社前通過。



椿井大塚山古墳。
何もない、ただの広場でした。(^_^;)



昼食〜!!
godzillaの分は、しろいおにぎりとカップ麺。
Nさんの分は、とろろ昆布を巻いたものが二つ。



少し早い昼食を済ませて、また走り出します。
泉橋寺まで、あと少し!!



「山城大仏」と呼ばれる、高さが4.85mもある大きな「石造地蔵菩薩坐像」。
何度見ても、感動します。



Nさんにとっても念願だった、この巨大石地蔵様を目にすること。
とうとう、今日それがかないました。



応仁の乱の戦火で地蔵堂が焼失。
その戦火で、この地蔵様も頭部と両手が破壊されてしまいました。
江戸時代に補修された頭部。
ホントにいい顔をされています。



石地蔵様の周りには、ずらっと取り囲むようにこのような小さな石仏が並べられていました。



泉大橋着。
この橋を渡ります。



山背古道の南の終点近くにある「文廻池」。
ここを200mほど直進すると、今現在の山背古道の終点です。
Nさんは、とうとう山背古道完走を果たしました!!!!
Nさん、おめでとうございますぅ。(^^)v



山背古道の南の端から一度北上して、JR加茂駅まで戻りました。
JR加茂駅から、大仏鉄道跡を探しながら走りますが、全く見当たりません。



走れど走れど、のどかな風景が見えるだけ。
大仏鉄道の跡はどこにあるのかなあ・・・・。



ついに発見!!
「赤橋」です。
この上を大仏鉄道が走っていました。



次の大仏鉄道跡を探しながら走っていると、ドラキュラが住んでいそうな不気味な建物がありました。
一体、これって何だろう・・・・・?



JR奈良駅着。
とってもレトロな建物ですが、現在工事中のようです。
結局、「赤橋」以外は何も見つけられませんでした。(T_T)
Nさんと相談し、大仏駅跡に作られたモニュメントを見てから「ならまち」に行くことにしました。
大仏駅跡に向かいます。



大仏駅跡に向かっていると、急に激しい雨が降ってきました。
幸いすぐ近くに、バス停の大きなテントがありましたので飛び込みました。
それにしても、すごい雨です。(@_@;)



激しい雨が降り続きます。
少しマシになったと思ったら、また激しい雨が・・・。
そんなことが何度も続きました。
道路が冠水し、川のようになってきました。



道路が完全に川に化しました。
水深約15cm。
かなり流れが急な川です。



小一時間も雨宿りをしたでしょうか。
雨がやっと小降りになったので、大仏駅跡まで来ました。
激しい雨だったので、大きなテントの中にいたにもかかわらず、体がかなり濡れてしまいました。



モニュメントの解説。
この付近に大仏駅があったことが書いてありました。



雨宿りで時間が遅くなったので、大仏駅跡のモニュメントを見た後帰路に着きました。
泉大橋付近から自転車道路に入り北上。
緑が美しい自転車道を走ります。



雨が上がって美しい山間部。
ところがこの後、またまた雨が降り出しました。
Nさんも私も、「なんだ雨!こんな雨!」って感じでずっと濡れて帰宅しました。
それにしても、何ともたまらなく不安定な天気の一日でした。


山背古道って、何度走っても素敵です。
そして今回探索に失敗した「大仏鉄道跡」。
「これからも何度も走る道だろうなあ・・・。」などと考えながら、雨に濡れてペタルを踏んで帰宅しました。
同行してくださったNさん、おおきに〜。(#^.^#)
今回の「とんでも走り」に懲りないで、また付き合って一緒に走ってくださいね!


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