今日は、台風23号の爪あとを残す地域を周りました。
水の怖さ。
心から再認識した一日になりました。

本日の走行距離、約110km。(正確には109.45km)


2004年10月23日(土)




流れ橋着。
数日前まで異常がなかった久御山町側も被災していました。
台風23号の水で、また流れ橋が浮いたのです。



橋げたのあたりに、流れてきた枯れ草が引っかかっていました。



下から流れ橋を見ると、こんな感じ。
あの橋げたまで増水したのです。



台風22号で被災した部分。
数日前より更に、悪い状態がひどくなっていました。
台風22号の大水で流れかけ、台風23号の増水でまたまた流れかけたようです。



流れ橋を後にして、宇治川へ。
かなりの増水です。
木津川の水が引いていたのに、ここ宇治川は増水した状態のままです。



増水の状況。



塔の島が、増水であえいでいるようです。



普段はおだやかに水が流れている場所が、すごい急流になっていました。



立ち入り禁止状態の塔の島。



鵜飼鑑賞船も一列になって、大水に耐えています。



青空と対照的な増水。
琵琶湖の溢れる水のほとんどが、この宇治川に流れてくるのです。



増水した水に南端を洗われる塔の島。



宇治川左岸を上流に向かいます。
宇治川は、川幅が明らかに広がっています。



対岸の道路と自動販売機も、あと少しの増水で冠水しそうです。



増水した宇治川を、消防のボートが通っていました。
警備活動のようです。



天ヶ瀬吊り橋着。
あと少しで天ヶ瀬ダムです。



天ヶ瀬ダム着。
すごい放流量です。



ダムの下から、上へ上ります。
宇治川の流れが強烈です。



放水の勢いで水が白く濁り、水しぶきが霧状になってここまで届いてきます。



天ヶ瀬ダムの上に着きました。



ダムの上から、放流された水を見ます。
すごい勢いです。



水が「沸き立って」います。



ダムの上を対岸に渡り、天ヶ瀬森林公園に徒歩で上がりました。



天ヶ瀬森林公園から見る天ヶ瀬ダム。



天ヶ瀬森林公園を後にして、BINさんと合流するために伏見に向かいます。
右岸から見る塔の島。



観月橋でBINさんと無事に合流。
犬夜叉さんのおうちに寄ってから、嵐山を目指します。
桂川沿いの自転車道は、明らかに冠水した跡がありました。
自転車道のこんな光景を見たのは、私は初めてです。



嵐山・中ノ島の露天から流れてきたと思われるものも流れついていました。



桂川の河川敷には、増水跡がいくらでも見られました。



間もなく嵐山。
前方の自転車道路の、路面の色が変わっています。
あの部分は、増水した桂川の水が洗っていたのです。



嵐山の中ノ島着。
中ノ島が水に洗われた跡が、目に飛び込んできました。



桂川の状態。
水はかなり引いているのですが、まだ普段より水量が多く水は濁っています。



中ノ島の砂利が流されてしまって、土もかなり削られていました。



右岸を遡ります。
積んである土嚢が、水の勢いと量を如実に示しています。



大悲閣着。
ここまでの道は寸断された形跡がありましたが、このお寺は無傷でした。



渡月橋を渡り、左岸を下流に向かって走ります。
この鳩がいる部分まで、台風23号で増水した水が流れていました。



今日の渡月橋。
あの欄干の近くまで水が迫っていた・・・・。
流れ橋の増水跡を見た後でしたので、その状況が目に浮かぶようでした。



左岸で見る桂川。
普段とは全然違う水の色です。



途中で広隆寺に寄りました。



広隆寺を後にして、三条通を東進しました。
文化博物館近くを通過。
ここでお手洗いを借りようとしたら・・・・。
何と!みちくさちゃんに声をかけてもらいました。
考えもしていなかった形で、みちくさちゃんと初めての出会いを果たしました!



琵琶湖目指して、三条通を進撃します。



初めて通る「小関越え」。
あきれるほど緩やかな坂でした。
ん!?
石原裕次郎が、こんな所にいるぞ!
って思ってよく見たら、BINさんでした。(^_^;)



浜大津着。
外輪船ミシガンが、到着しました。



結婚式があったようです。
末永くお幸せに・・・・。



「ビアンカ」と「うみの子号」も停泊していました。



モスラ号が客船を眺めています。
モスラ号は、もう何度もここに来ました。



あひるさん・・・かな?
私は鳥の名前を全然知らないのでBINさんに聞くと、BINさんも全然知りませんでしたわ。(>_<)



「うみのこ号」の雄姿。



「ビアンカ」と「うみのこ号」の煙突が両方見えています。
初めて見ました。



BINさんと相談し、宇治川ライン経由で天ヶ瀬ダムを目指すことに。
琵琶湖文化館が見えてきました。



日没が近づいてきました。



秋の空を眺めながら、素晴らしい景色の琵琶湖畔を軽快に走ります。



モスラ号の雄姿@琵琶湖畔。



日没。



琵琶湖から天ヶ瀬ラインをひた走り、天ヶ瀬ダムまで戻ってきました。
すさまじい放流が、オレンジ灯でライトアップされていました。



画像加工は、一切していません。
夜の天ヶ瀬ダム放流の迫力。
恐ろしいほどでした。



放流しているゲートの真上から、写真を撮りました。
「地獄を見ている」って気になりました。



すさまじい放流です。



天ヶ瀬ダムを後にして、宇治川右岸を下流に進みます。



京阪宇治駅着。
今日の「台風23号の災害跡をめぐる旅」は、無事に終わりました。


帰宅途中で、犬夜叉さんから「東北で地震」とのメールをもらいました。
帰宅してテレビを点けると、そのニュースを盛んに流していました。
大自然のパワーを実感した一日になりました。


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