今日は午後2時過ぎに家を出発して、「京都名水ツアー・市街地編」の下見ランをしました。

本日の走行距離、約65km(正確には62.95km)

2005年1月29日(土)




伏見の料亭「清和荘」着。



清和荘内の名水。



清和荘を後にして10kmほど走り、五条通北入の命婦稲荷社(みょうぶいなりしゃ)着。



稲荷社の再建工事で敷地内の井戸の傍から「鉄輪塚」の石碑が発掘され、同時に多数の鉄輪が発掘されました。
ゆえに、徳川時代の書の出てくる鉄輪(かなわ)塚がこの場所にあったことが確認できたとか。
その場所に小祠が作られ、鉄輪大明神として鉄輪の女の霊が祀られています。
ほとんど世間には知られていませんが、その場所がここなのです。



路地奥の民家の進入路途中にある狭い境内ですが、歴史の謎と人間の悲哀を感じさせてくれます。
加えて!
名水まであるのです。



命婦稲荷社を後にして、高瀬川沿いを北上。



岡崎公園通過。



金戒光明寺を目指して標高を上げます。
正面に比叡山が見える眺望のいい場所を通過。



金戒光明寺(黒谷)着。



金戒光明寺本堂。
でもここには、生で飲める名水はありませんでした。
名水ツアーでは、ここはカットします。



金戒光明寺を後にして下鴨神社を目指しましたが、時間が遅いので断念。
下御霊(しもごりょう)神社着。



下御霊神社境内の名水。



下御霊神社を後にして、麩嘉(ふうか)着。



麩嘉の名水。
フリーで利用できます。



麩嘉を後にして、今日の最終訪問場所である白峯神社着。



白峯神社境内の名水。



名水の解説。
とっても素朴な手作りの解説です。(#^.^#)



白峯神社本殿。



白峯神社を後にして、帰路につきます。
京都駅近くの正行院(しょうぎょういん)、通過。
寺には、「わがた地蔵」が祀られ、「猿寺」とも呼ばれています。
ここは、1538年の創建で、伏見桃山城の建物の一部を移設して本堂としています。
開山した円誉上人は、北山の庵にいた頃、遊びに来る動物達に災難避けのお守りを付けた首輪を授けていました。
ある時、猟師が捕獲した猿の首輪に「南無阿弥陀仏」と書かれたお守りが付いているのに気がつき、今までの殺生を恥じ正行院を訪れて仏門に入りました。そして動物供養に明け暮れて生涯を過ごしたということから、ここは猿寺といつしか呼ばれるようになったのです。



夜の帳(とばり)に包まれる寸前の京都駅を見ながら走ります。



鴨川を渡ります。



伏見通過。
京都の街は、もう完全に夜の闇に包まれました。


午後からの短い時間でも、京都の街の素晴らしさを味わえます。
素敵で不思議、そんな京都を存分に楽しみました。(#^.^#)


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