今日は、「義経ゆかりの地巡りツアー」。
総勢6名で、とっても楽しく走ることができました。
そして今日は、ゴジラ組正規軍突撃隊・特殊部隊(山岳遊撃隊)「のらくろ戦隊」副隊長の花傘キンニクンの、記念すべきツアーデビューの日でもあったんです。(#^.^#)


本日の走行距離約95km。(正確には93.09km)



2005年3月5日(土)





自宅を出発。
宇治川に着きました。



塔の島。



塔の島の宇治川先陣の碑前着。



宇治川は、源義経軍・源範頼軍と木曽義仲軍が戦った場所。
時に、義経26歳。
戦いの才能に恵まれた義経。
宇治川での戦いが、義経初の大規模な合戦でした。



宇治川を後にして北上。
集合場所の東福寺着。
ここ東福寺には、ほとんど人に知られていない「グウ・チョキ・パア」の仏像があるのです。
写真では見難いのですが、「グウ・チョキ・パア」の手の形が分かりますか?



火の用心さん。
Nさん。
花傘キンニクン。
FUJIさん。
BINさん。
皆さんが揃ったので、出発〜!
まず、東福寺境内のここへ。
これは何かと言うと・・・・。
雪隠なんです!
東福寺には、とっても立派で決して雪隠とは思えない建物が残っています。
東福寺って、とっても不思議なお寺。



東福寺の奥にある橋。
ここも、人にはあまり知られていない場所。



東福寺境内。
都会の真ん中なのに、このような渓谷を見ることができます。



魔王石(まおういわ)着。
ここも東福寺の不思議ゾーン。
鞍馬で牛若丸に剣を教えた魔王(天狗)が、ここにある石に降臨すると言われています。
東福寺と、鞍馬寺。
一体、どのような接点があるのでしょうか・・・・・。



初公開!
魔王石です。
私も全貌は初めて見ました。
これはひとえに、肝っ玉・火の用心さんの尽力によるもの。



東福寺を後にして寶樹寺着。
ここ寶樹寺は、奈良に逃れていた常盤が母親が平家に捕らえられたことを知り、牛若などを連れて六波羅へ出頭する際に降っていた雪を避けた松があった寺。
その松は京阪電車が通った際に切り倒されてしまい、今では根株(非公開)が残っているのみ。




寶樹寺の解説版。



寶樹寺を後にして、五条大橋へ。



牛若丸と弁慶が出会ったのは「五条の橋の上」とされています。
五条大橋には、牛若丸と弁慶のモニュメントが。



五条大橋を後にして、高瀬川沿いを北上。
水面と建物下部とが驚くほど接近しているのが、よく分かります。


松原橋着。
牛若丸と弁慶とが出会ったのが五条大橋だったのなら、実際にはこの橋の上で出合ったことになります。
ここ松原橋こそが、当時の実際の五条大橋。
今の五条大橋は、当時の位置のものではありません。
なお、実際に牛若丸と弁慶とが出会ったのは、場所から考えて大徳寺の横に流れていた有栖川に架かる「御所ノ橋」だったという説もあります。御所ノ橋が訛って「五条の橋」となったというのです。
当時の五条大橋は、ここ松原橋の位置だったのです。



六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)に寄ってみました。
六道の辻は現世とあの世の境と云われ、実際の辻は石碑の西側に位置する辻です。
お堂の右側にある井戸は、小野篁が冥土通いの通路にしたという井戸。



「幽霊子育て飴」販売店前通過。
普段は営業してるお店が、なぜか閉まっていました。



清水寺着。
ここ清水寺は、常盤がご本尊の十一面千手観音を深く信仰していました。弁慶が義経の家来になることを誓った場所。




写真中央に、鉄製の巨大な「弁慶の鉄棒」が展示されているが見えています。
でもあの鉄棒は、実際に弁慶が使っていたものではありません。



「地図には載っていない道」を通って、本寿寺へ。
ここ本寿寺の白梅古木は、「知る人ぞ知る」。
とっても価値があるものなのです。
残念ながら、花はもうほとんど散ってしまったようです。



八坂の塔の所から、東に進路を変えます。



「体験舞妓さん」発見!
か、かわいい〜。♪
約2名が、自転車をわざわざ停めて「体験さん」をじっと見ていました。
そんなにじっと見たら、穴が開くのに・・・。
知〜らないっと。(オイオイ)



いつ見ても素晴らしい、「洛匠」の庭園。



蹴上着。
疎水公園には、インクライン(傾斜鉄道)が再現保存されています。



義経大日如来。
奥州に赴く途中、九条山に差し掛かった時に坂を馬で駆け下りる平家武者に泥水をかけられ、馬上からの威圧的な武者の態度に怒った義経が9人の武士を切り捨てます。
そのことで、この辺りは「蹴上げ」という地名がついたとも言われています。
怒りが収まった後、義経は自分の行き過ぎた態度を恥じ、平家武者を供養するために9体の地蔵を祀りました。
そのうちの一体の地蔵と大日如来が今でもひっそりと、ここに祀られています




義経大日如来近くには、琵琶湖から流れてきた水が上水用に引き込まれている場所があります。
「水の迫力」を感じる場所です。



次に、弁慶石へ。
三条通の繁華街のビル前に、ひっそりある石。
弁慶が比叡山から投げたとも、弁慶が幼い時の遊び相手の石だったとも言われています。
弁慶没後、奥州にあったこの石が「京の三条京極に帰りたい」と泣いて付近に疫病が流行ったので、1454年にここに移されたと言われています




お待ちかね、昼食タイム。
恐るべし!
超巨大チキンカツ。
チキンカツの下には、超巨大オムライスまで見えていますがな!!(@_@;)
でも、ゴジラ組員は何一つ残すこともなく平気でぺろりと全て平らげました。(^_^;)
偉いぞ!
だって、「残さずに食べる」ってのは、よい子の鉄則ですからね。(#^.^#)
そうです!
「みんな良い子のゴジラ組」なのです。(^^♪



晴明神社に少しだけ寄りました。
この晴明神社の「五芒星」は何度見ても不思議。
そしてこの五芒星が、蚕ノ社の三角形の鳥居と関係有るような気がしてなりません。



北区紫竹牛若町へ。
ここは、牛若丸の産湯井戸跡。
この井戸跡の残る一帯は「牛若町」で、牛若伝説が多く残っています。
何回も来たことがあるこの場所。
なぜか、散々探し回りました。(>_<)



奥の松の根元に、牛和歌丸の「胞衣塚」(えなずか)があります。
胞衣とは胎盤の意味だそうです。



不思議なことに、付近にはもう一箇所「牛和歌丸の産湯の井戸跡」があります。



義経探索の「本丸」とも言うべき、鞍馬着!
仁王門をくぐります。
650万年前に金星からこの山に「護摩魔王」が降臨したとされるこの鞍馬寺は、796年に平安京北方の守護寺として創建されました。



魔王ノ滝着。



魔王ノ滝。




鬼一方眼社。
牛若丸に兵法書を授けたと言われる鬼一方眼が、ここに祀られています。



「鞍馬の火祭り」で有名な由岐神社着。



ユニークな「天狗みくじ」自動販売機。
近づくと、センサーが感知するのでしょうか?
天狗の目が赤く光りました。(^_^;)



かつて牛若丸が住んでいた「東光坊」跡。



本堂着。



「魔王」が降り立ったとされる場所。
牛若丸に剣術を教えた天狗は、金星から来た宇宙人だったと言う説もあります。
奥に比叡山の姿が。



雪を横目に見ながら、奥の院を目指します。



雪かぶった比叡山をズーム!



霊宝殿前通過。
ゴジラ組正規軍突撃隊・特殊部隊(山岳遊撃隊)「のらくろ戦隊」副隊長である花傘キンニクンは、雪など気にかけずにドンドン奥へ!



「息継ぎの水」着。



大天狗に剣を習うため、東光坊から毎晩山に向かう牛若丸が、喉の渇きを癒した水場。
湧き水なので、今でも飲用可能なのです。



「背比べ石」着。



子の石は、牛若丸が鞍馬山を出て奥州へ下るとき名残を惜しんで自分の背丈と背比べをした石なのです。



義経堂着。



義経の魂は、鞍馬寺に戻ったとされています。
その義経の魂が、遮那王としてここ義経堂に祀られています




義経堂・魔王殿付近。
うっすらと、新雪が積もっています。



「僧正が谷不動堂」の解説。
僧正が谷不動堂とは、魔王殿のこと。
魔王殿の縁の下は、宇宙に通じていると言われています。



うっすら雪が積もった木の根道を戻ります。
杉の根が地表を這うように広がる鞍馬山の代表的な風景が「木の根道」。
牛若丸が兵法の修行をした場所でもある木の根道は、今日はでも積雪のためによく見えません。




本殿付近まで戻ってきました。
何だかとってもユニークな奉納品がありました。



本殿を夕陽が染めます。
不思議空間・鞍馬寺。



鞍馬寺の狛トラ。
本殿を守っているのでしょうね。



美しい風景が、視界いっぱいに広がります。♪



本殿から下ります。



由岐神社通過。
写真ではよく分かりませんが、狛犬が首をかしげてとっても愛嬌があります。
鞍馬寺に行かれたら、ぜひ見てください。
「か〜わいい!」って感じる狛犬って、他にはないんじゃないかなあって思います。



無事、下山。
もう、灯篭に灯が入っていました。



叡電・鞍馬駅前にある天狗の前で、みんなの自転車が勢ぞろい。
記念撮影をしました。



鞍馬を後にして、高野川河川敷の自転車歩行者専用道へ。



「日没近し」を感じる時間。
「暮れ〜なずむ街の♪光と影と〜♪」。
なぜか武田鉄也の「送ることば」の歌詞が頭に浮かびます。



日没。
胸がキュンとなる瞬間。



胸がキュンとなっても、決して寂しくありません。
仲間と共に、楽しく走り続けます。
鴨川右岸に、楽しそうなお店が見えます。(#^.^#)
あんなところでドンちゃん騒ぎしたらいいだろうなあ・・・・。(^_^;)


みんなでいっしょに走ると、本当に楽しいな。
そう心から感じる、そんなとっても素晴らしい一日になりました。(*^^)v
とっても楽しい一日でした。


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